【社員インタビュー#03】星千里さん
admin女性 入社３年目 業務課
＜お仕事の内容を教えてください＞
業務課で電話応対や供花などの手配をしています。供花のご依頼が多い時には電話対応に追われることもあります。ファックスの有無を確認して、基本的にファックスでご注文をお受けしますが、ファックスのない方にはそのまま電話でお受けしています。お花以外にもお料理の関係や返礼品などの手配があります。それらは、ご喪家様と施行課の担当者との打ち合わせで決まりますので、担当者から情報を得て業務課で発注をします。看板や日程表、礼状などの印刷物の準備や在庫管理や発注などの備品管理も業務課の仕事になります。法要品の手配もあります。当社では法要向けにお供えのお花や果物などをセットにしたものをご用意していますので、ご依頼があると法要を執り行う寺院様などにお届けしています。
また、私は以前、施行課にいたことがあるので、忙しい時には施行課の方たちと一緒にスタッフとして現場に入ることもあります。
＜入社のきっかけは？＞
短大卒業後に入社しました。短大の就職部で会社見学OKの企業を探していて、たまたまあおきの名前を見つけました。祖父が少し前に亡くなっており、葬儀社の方たちがいろいろしてくださっていたのを思い出しました。忘れっぽい私がスタッフさんたちの事を覚えていたのは、その仕事が気になっていたのかもしれないと思ったのと、葬儀社がどんな仕事をしているのかも知りたくなったので会社見学をお願いしました。
見学では、斎苑の中や今働いている事務所などを見せていただき、社員さんからもいろいろとお話を聞くことができました。社内の雰囲気もよさそうで、通勤もしやすかったので面接を受けることにしました。
＜仕事の難しさはありますか＞
想像以上に覚えることがたくさんあると思いました。入社したときは施行課に配属されて、現場のスタッフの仕事を学んだのですが、ご遺族が来られるまでに何を準備しておくとか、どこの斎苑のどこに何が置いてあるかとか、また、宗派によっていろいろ違いもあるので覚えるのに苦労しました。1年後には業務課へ異動になりましたので、今度は一からではありませんが、それでもまた新しい業務を覚えることになりました。特に手配内容は種類なども多くて大変でした。
電話で注文を受けるときなどは、聞き間違いが起きないようにかなり神経を使います。手配したものは先輩にダブルチェックしてもらうのですが、ミスなくできているとほっとします。最近、新しい社員が入ってきたので、今、教育係を任されています。どのように伝えると分かりやすいのか、日々、試行錯誤しています。仕事が立て込んでくると、その方と上司の３人で声がけしながら手分けをして進めていきますが、コミュニケーションの重要性を感じています。
＜仕事には慣れましたか？周りの反応は？＞
会社というのは堅苦しいものだと思っていたこともあり、最初の頃はカチカチに緊張していました。話しやすい先輩方に恵まれて、今は和やかにいろんなお話をさせてもらっています。皆さん、切り替えがとても上手で、仕事の時はきっちり行ないますが、休憩時間には和気あいあいとしています。
友人などから冗談半分に「お化け出たりする？」とか聞かれたりすることもありますが、「出ないよ」って答えてます。祖父が亡くなった時に、亡くなるとこういうふうになるんだなとすんなりと受け入れられていたので、ご遺体が怖いとか、戸惑うこともなかったです。葬儀社に勤めていると一般の人にはあまりなじみのない専門知識を得られるので、知り合いがご遺族の立場に立ったときなどに相談に乗ったり、頼られる存在になれたらいいなと思っています。
＜プライベートや気分転換の仕方について＞
仕事は仕事と割り切るようにしています。気分が沈んでしまったまま、次の日にも影響してしまうのは嫌なので、暗い心はその日のうちに手放すようにしています。
家ではのんびり過ごしていることが多いですが、好きなことする時間は大切にしています。小さいころから本が好きで、推理小説とか太宰治などの文豪の作品などを読んでいます。でも、最近は読書よりも、Ｊポップの明るい音楽を聴いたり、タブレットや鉛筆を使って絵を描いていることが多いです。
＜今後、どんな風に仕事をしていきたいですか？＞
基本的なことですが、覚えてきた仕事は忘れないで、1つ1つを着実に処理できるようになりたいです。そして、施行課と業務課、２つの課を経験したメリットを生かしていきたいと思っています。今も「この時間帯なら現場ではこういうことをしているからこう対処しよう」など、現場の流れを理解した上で、判断をできるところが自分の強みになっていると思うのですが、個人的な事に留まらず、２つの課の業務内容を理解できているからこその改善提案など、会社に対して貢献できるようになりたいです。
